年末年始に考えること

昨日のエントリーにも書きましたが、来年は今年より大きな業務上の責任を背負うことになり、さらに忙しくなりそうです。
んで、ゆっくり頭を休めるべきこの年末年始も、ふと気づくと仕事のことばかり考えています。家族と買い物に出ているときまでこんな状態では、妻にも子供達にも申し訳ないと思ってはいるのですが、なかなか止まりません。思うに背景には不況があるように思います。幸い同じ部門ではいなかったものの、近くの同僚達がこの年末に会社を去っていくことになった現実を見て、改めて「10年後も自分の仕事がここにある保証はない」という現実を突きつけられたように感じています。この不安を解消するには、10年後も自分自身が会社や周囲から必要とされるリソース(人材)でいられるよう不断の努力を続け、不幸にして将来、会社から不要と判断され、自分自身の身に3度目の転職の必要が生じたときも、慌てずにいられるよう自分自身を磨き続けるしかないのだと思います。
幸いにして私自身は企業人としての16年のキャリアで、それなりに広い経験と視野を培うことができたと思っていますが、上には上がいることを普段から痛感させられるほど、社内外問わず周囲にはできるリソースがたくさんいます。そのような方々から日々知識や考え方を吸収することが、40歳を目前にして未だ未熟者である自分に必要なことです。
などと考えていると、来年初頭から自分自身がどうやって動くべきか、周囲をどうやって動かしていくべきか、ということで頭がいっぱいになってしまうわけですね。