マスコミは未だ自身の影響力は衰えていないと信じたいのではないか

J-CAST ニュース : 橋下徹弁護士 「柳沢擁護」に熱弁
これまでも書いてきたように、この柳沢厚労相の失言は、部分的に捉えれば明らかに悪い例えを使ってしまったという意味で、多少揶揄されることはあったとしても、辞任云々といった話になるような大きな問題ではないと思っています。しかしマスコミは連日、「女性は子供を産む機械」発言という見出しつきでこの問題をことさら大きな問題のように取り上げ、野党と無党派層を煽りまくっています。
どうやらこういった煽りにまんまと乗ってしまっている一般市民の方々も相当数いらっしゃるようで、愛知県知事選では圧倒的有利といわれた与党推薦現職候補が大苦戦したようです。こういった乗せられやすい方々は、おそらく「あるある」も信じていた層なのではないかと思ってみたり。
マスコミはおそらく今、焦っているのです。インターネット時代となり、マスコミが以前程世論への影響力を行使できなくなった現実を直視できず、さりとて自身を新しい時代に適応できるまでに変革することもできず、以前と同様の稚拙な方法による世論操作を試行しているように感じられてなりません。
>厚労相発言/時代錯誤というほかない - 神戸新聞
神戸新聞の報道スタンスは時代錯誤ではないですか?
>[「産む機械」発言] 見識を疑うしかない - 沖縄タイムス
私はいつも沖縄タイムスの見識を疑っていますが何か?
私は今、これまで相当の信頼を置いてきた日本のマスコミが、実はとても幼稚であったという現実を目の当たりにしているように思います。マスコミの中の人たちが自身の幼稚さを省みてくれる日は、果たして来るのでしょうか。
ああ、確信犯的にマスコミの論調に自ら乗っている野党の政治家どもについては、一切期待してはいませんが。