システムとベンダーへの期待値と現実

高木浩光@自宅の日記 - RFID児童登下校管理システムのクオリティは安心安全ソリューションってレベルか
なんだかIT屋の端くれとして、複雑な心境にさせられる内容ですね。私ならこうはさせない(やらない)と言い切るのは簡単ですが、お客様側の期待値と提供側の期待値の乖離は多かれ少なかれおきてしまうものです。
まぁこのシステムにおけるユーザー側視点での最大の問題は、メール配信周りを簡単に考えすぎていたことに起因するように見受けられます。高木さんのおっしゃるとおり、Internetメールでの配信ということであれば、よほど気を使った設計とネットワークにそれなりのコストをかけないと、メール配信の確度もタイミングも、このユーザーの望むレベルに持っていくのはつらいのはわかりきっていることです。そのあたり、富士通がどのように説明、提案していたのか聞いてみたいですね。
@SCHOOL - 事例 : 富士通
この件は現在も、堂々と事例として紹介されているのですね。