不条理さに憤りを感じる

「日本の謝罪は必要か」CNNアンケート81%が「NO」
少なくともこの問題に関し、米マスコミに対しても、米民主党に対しても、そして相も変らぬバ韓国に対しても、日々憤りを感じています。
米国下院が正義の名と事実に基づかない認識の下に、内政干渉に近い決議案を推進するのであれば、日本国内世論から相応の批判と心象の悪化を覚悟すべきです。
今、改めて話題になっている従軍慰安婦問題。問題点は次のうちいったいどれでしょう。
(1)従軍慰安婦が存在したことが問題なのか
(2)従軍慰安婦を日本が強制連行したのが問題なのか
(3)従軍慰安婦に日本が謝罪していないのが問題なのか
(4)従軍慰安婦に対して行った謝意の表明が不十分なのが問題なのか

(1)を主張している人には何も言いません。現代の価値観のみを尺度に考えれば、それはまぁ正論だからです。その代わり、現在も横行する売春や過去に世界各国で行われてきた性を商売とすることそのものを、今後も追及し、責め続けてください。きっとその人の人生は、(過去のそれを含む)他人の悪行を追及し続けるだけで終わるでしょうね。数千年さかのぼって考えていかねばならないのですし。
問題は(2)〜(4)を主張する人々です。(2)を主張する人は、元慰安婦を自称する方々の証言以外の、国家としての強制性を証明する根拠を示してから言って下さい。強制連行の事実を裏付けるものと主張される根拠は、それが日本国が行ったものである証拠を示してください。今日まで現れなかったその証拠に十分な説得力があるならば、日本国民の多数は謝罪・賠償の方向性に異を唱えたりしないでしょう。示せないならいいかげんに黙れ。(3)の人、勉強が足りないので、勉強してから人を責めてください。無知を自覚しない人間は嫌いです。(4)の人、国家としての謝意の表明は、どこまで行けば十分と言えるのか、まずその原則と、日本がそれを満たしていないという事実を示してください。それに説得力があれば、改めて謝意を表すのも悪くないでしょう。示せないなら、やはりそれは言いがかりだとしか思えません。それから、自分の国が過去の事象に対し、自身の主張する原則を守っているかも自問してくださいね。

様々な誤解がこの問題を複雑にしているのは明白ですが、その非常に大きな原因の一つはやはり河野談話です。河野洋平一人を責めても仕方ないのかもしれませんが、未来に大きな禍根を残した張本人の一人として、せめて責任を感じて欲しいものです。

バ韓国。このニュースソースに掲載されている安倍首相の写真を見てください。なんと悪意に満ちていることでしょう。日本のマスコミがノム酋長に対して同じようなことをやったら、たとえ死に体状態の酋長に対してだって、韓国民はいい気がしないでしょうね。ましてや他社が実施している世論調査に、協力して影響力を発揮していくことを推奨するような論調で記事を書かれれば、これはもう呆れる以外にありません。

従軍慰安婦の強制連行があったとして、それに日本国が直接関与したことを示す証拠は、今のところ見つかっていません。その上で河野談話は、被害者・および隣国への配慮から、広義の強制性という無理やりな理屈で、日本国としての謝意を示しています。そして、現安倍政権はそれを継承すると明言しているのです。おそらくマイク・ホンダをはじめとするバカ連中が騒がなければ、今回のように改めて「強制性の有無を確認しよう」などという動きは、そうそう顕在化することはなかったはずなのです。
そんな中、CNNのリサーチ結果は、今のところ良い方向になっています。
まだまだ上に書いたような勘違いした人々が、巻き返しに図る可能性が高いことが、中央日報の記事を見ればわかります。下院決議案については今後も日本にネガティブな状況が続くようですが、せめてこんなアンケートだけでも、日本国民だけでなく、理を知る世界中の人々が正しい選択を下してくれるとよいのですが。