造反組復党、吉と出るか凶と出るか

自民党執行部は17日、郵政民営化に反対して無所属となった衆院議員について、月内にも復党を認める方針を固めた。

個人的には残念ですが、自民党は郵政造反議員の復党を認めるようです。安倍首相になってから復党の流れは揺るがなかったのでずっと諦め感はありましたが、どうやら正式決定間近といった感じです。
まぁ野党の体たらくを見るにつけ、私自身がこの問題一つで他の政党に支持を移すことは今のところ考えていませんが、参議院選でこのことが吉と出るか凶と出るかはわかりません。先の郵政選挙自民党に投票した無党派層への求心力は間違いなく落ちますが、現自民党執行部は参議院選挙までの時間でこの問題の影響が低下することを見越し、それを差し引いてもメリットが大きいと判断したのでしょう。判断を誤った〜ということになる可能性は十分にあると個人的には思うのですが。
しかし平沼氏はどうするつもりなんでしょうかね。確かに右よりの政策・スタンスは現安倍政権に近いと思うのですが、少なくとも野田聖子氏などと違って、自民党郵政民営化政策否定という部分はまったく動いていないように思えます。それでも復党ということになると、自民党は完全に壊し屋小泉前首相の功績を破棄することになるように思います。一筆取らずに復党というシチュエーションは是非とも避けて欲しいものです。