あんたのコーナーだ、好きな結論を出せばいい。だが・・・

中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?ー石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ
私は石田衣良という作家の小説は読んだことがなく、関連する作品で唯一目にしているのはアキハバラ@DEEPとかいうマンガのみです。テレビのコメンテーターとして出演している石田衣良は見たことがあります。直木賞作家ということも知っています。
さて、この限られた石田衣良に対する見識によって、私自身が得た結論があります。
こいつ、嫌い。
アキハバラ@DEEPは作画の問題もあり、キャラ設定もストーリーもダメ。
テレビで見るこいつの表情や話し方は気持ち悪いし、話している内容はバカっぽい。
いわゆる虫が好かない、相性の悪い、生理的に嫌いといった部分も含めて、どうにも受け入れがたいタイプです。
まぁ直木賞とる位の作家さんなわけで、相応にファン・愛読者と呼ばれる方も多いのかと思いますが、そういった方々を貶めたり、私自身が読んだこともない彼の作品を卑下するようなものではないので、誤解なきようお願いしたいところです。
さて、このリンク先の記事を見て思うのは、やはりこいつ、かなり強烈な幸せ回路を持ったバカなのではないかということです。
「隣人と仲良くしたほうがいいというのは当たり前のこと」と断じ、アンケート結果の数字は無視して、まっとうな意見を「ネットの歪んだ意見の反映」と言わんばかりの態度には、あきれてしまいます。「仲良く」の定義すらせず、国と国が仲良くすべきと主張するなら、どういう状態が「仲の良い」状態であり、今何が足りなくて、足りない部分はどのように改善すべきなのか、明示してみろといいたいですね。
私自身は国家と国家が「親友のように、夫婦のように、家族のように仲良くする」ことなどありえない、望むべきではないと思っています。ビジネスの世界に輪をかけて、国と国の関係は多様な利害関係によって成り立っています。この関係においては「適度な距離感を保つこと」こそが必要であり、あるべき姿という意味ではこの距離が保てている状況こそ、良好な関係と言えると考えます。でもこれって「仲良い」とはやはり違います。
勘違いしてはいけないのが、個としての、あるいは小さな集団としての外国人と「親友のように、夫婦のように、家族のように仲良くする」ことを否定するものではないということです。そこに国家と国家の関係を持ち込むことのほうが愚かです(中韓に関しては往々にして、先方からそういった扱いを受けることがあるようですが)。
こういった考え方を正と信じる私にとって、「中国・韓国と仲良くしたほうがいいか」という問いそのものが愚問としか思えません。しまいに
>あたりまえの話だよね。メールをくれた「多数派」はあまり反日報道やネットの情報に踊らされないほうがいいのではないかな。
というコメントが出てくるとは・・・。その幸せ回路に脱帽といった感じです。
自分こそ一般人の代表、サイレント・マジョリティは自分と同じ考えに違いないなどという気持ち悪い勘違いは心のうちに秘めて、公にしないでほしいものです。むかっ腹が立つので。