ああ、この本は読みたい

馬場と猪木が本当はどのような関係であったのか、うかがい知ることが出来る本が出版されるようです。

 その話の流れで全日本プロレス新日本プロレスの間でブッチャー引き抜きに端を発した、外国人選手引き抜きの防止協定が結ばれたころ、馬場、猪木、新間氏による3者会談に同席を許された竹内氏が、馬場からの「どうも猪木は信用できない。後から言った、言わないとならないように何か証拠を残しておきたい」という言葉を受けて、その会談内容をひそかにテープに残していた事を告白した。
 それだけでもかなり衝撃的であったが、この時の会談の模様は4月末に芸文社より「プロレス復興計画」というタイトルで出版される本に掲載される事もこの場で発表された。馬場と猪木がお互いにどのように呼びかけ合い、またどのような言葉遣いで話すのかといった、ファンにはうかがい知る事のできない部分が初めて活字になるという事に、この日集まった30代以上のファンからはため息がもれた。

既に馬場はこの世を去り、猪木はプロレスの世界から事実上撤退、自分自身も橋本以後のプロレスに対して一線を引いてしまった現在ですが、かつて猪木からプロレス・ファンとなり、馬場率いる全日本プロレスに対抗意識を燃やす中学生であった私にとっては、なんだかんだ言って馬場猪木時代のプロレス界裏話は心躍る話題だったりするわけです。